特養(特別養護老人ホーム)の見学に行ってきた


特別養護老人ホームからお声がかかったので、見学にいってきました。

(※写真はただのイメージです)

みなさんは、特養ってどんなイメージをお持ちですか?
なんの知識もない時点での私の印象は、

 ・何年待っても入れない(うちの祖母も5年くらい待っている)
 ・最近、待機者数が減っているらしい
 ・有料老人ホームと違って、公的な介護施設でどこも同じ

でした。

でもね、実際は特養といっても色々あるみたい。

特養のいろいろ

たとえば今回お話を伺った施設では、

 「レクリエーションが毎日ある!」 (折り紙とか、お歌とか、ね)

を長所として説明されました。
同じ「特養」でも、入居者の生活の介助で手一杯で、毎日レクリエーションをする余裕がない施設もあるのだとか。そりゃそうだろうなぁ。

一方で、

 「看取りができない・・・」

が短所(というか、特徴の一つ)としてあがりました。
看取りができるケースとは、お医者さんの診断で「もう長くない」となったら、そのまま施設で終末期を過ごし、施設で亡くなる、というケース。入所者が施設で亡くなり、お医者さんがその場で死亡診断書を書いて、そのまま葬儀に移行できるわけですが、どこでもそう、とはいかないんですって。
今回見学したところは、「いよいよ」となったら病院にいく他ないのだそう。

どこを重視する?

祖父の最期の時は、救急搬送されて搬送先で息を引き取りました。
(こうなると実は警察マターになるんです。この話は後日どこかで)
おばあちゃんは、どうしたいだろ・・・?
体力的にはまだまだ元気だし、ちょっとそこまでイメージできないなぁ。

祖母は歌ったり、綺麗なものを眺めたりするだけでニコニコ笑顔満開になるタイプ。
毎日レクがあるのは、ハッピーに過ごすうえで大事なポイントになりそう。

ほかにも、入所者の人数(全体の規模)、部屋の広さ、一週間あたりの入浴の回数など、色んなところに違いがあるんですって。
公的な施設だから、基準はもちろんあるんだけれど。
「どこに特色を持ってくるか」は施設によって違うわけですね。

まとめ

実際に特養から「あなたの順番がまわってきましたよー」と声がかかると、
そこからは悩んでいる暇がほとんどありません。
面談して、見学して、健康診断して、数ヶ月のうちにはお引越しです。
「ちょっと今回は・・・」なんて言ったら、空いた部屋は次の人に回っていきます。
(だって本当にたくさんの人が待っているんだもの)

決断までは、意外に短い。だから、

特養は、早い段階で見学しておくべき!

と主張します! 


本当はね、申し込む時点で選んでおくべきなんだろうけど、我が家の場合はそこまで気が回っていなかったのよね。(たぶん)我が家からのアクセスの良さなんかを優先して、ケアマネさんが考えてくれた場所なんだと思うの。
とはいえ、祖母にとっては人生を過ごす大切な場所。
今からでも遅くないので、しっかり検討します!