同居の家族が亡くなった場合は、家族がそのまま受け取ることも可能だと思います。
問題は、独居の家族が亡くなった場合。
独居の家族が亡くなって、家の整理に寄ってみたら郵便受けに書留の不在票が入っていた・・・という場合を想定して、書いてみようと思います。
我が家で実際にあったことなので、我が家の例は後半に書きます。
不在票を使った書留の転送方法
書留の不在票は、おもて面に差出人や受け取り人、裏面に再配達依頼や転送依頼の記入欄があります。まずはおもて面の下の方にある、保管期間を確認しましょう。
保管期間を過ぎてしまっている場合は、差出人に戻ってしまっている可能性が高いです。
保管期間を過ぎていなければ、書留の受け取りにはいくつかの方法があります。
- 再配達してもらう
- 郵便局まで取りに行く
- 転送してもらう
再配達してもらう
郵便局まで取りに行く
転送してもらう
死亡した受け取り人宛ての郵便物は転送できない!?
亡くなった祖父への現金書留を転送してもらった話
祖父が亡くなってしばらくした頃、実家の郵便受けに「現金書留の不在者票」が入っておりました。
現金書留っていったら、一応送り先の住所で、受取人本人が、ハンコを持って受け取らないとまずそうなやつだよね。
しかし、
受取人本人(祖父)はすでに亡くなっている。
しかも、
私はすぐにでも自宅に戻らねばならず、17時〜19時、とかいう再配達の時間に実家にいることができない。
かといって、本局まで受け取りに行く時間もないし・・・
と思って、いちかばちか、不在者通知の転送先に自分の住所を書いて、
転送理由として余白に「受取人死亡のため」と書いて、ポストに投函してみました。
えいっ。
(↑つまりこの時点で、郵便局は受け取り人の死亡を把握していたわけですね)
念のため、宛先は旧姓(祖父と同じ)にして、旧姓の運転免許証(新姓はまだ裏書き)を用意して、いろいろ聞かれてもちゃんと説明できるようにして・・・
て用意してたんですが、普通にうちに届き、普通に受け取れました。
ハンコ一つで。
「受け取り人亡くなったってことで、ここに転送になってますが。ねこるさんですか?」
ていう本人確認だけはあったけど、「はい」て答えて終わったのよ。
ちなみに、現金書留の正体は御香典。
まぁ、そうだよね。亡くなったて聞いても、奥さん(祖母)が存命かどうかとか知らないし、祖父の子供達の名前も知らないし、てなったら、祖父宛に送るわな・・・。
そんなわけで、亡くなった家族宛ての現金書留を転送して受け取ったお話でした。
めでたしめでたし。・・・かな?
どなたかの、お役に立てば幸い。