介護が必要な人が住める場所って、なにがあるの?


いまさらだけど、特別養護老人ホームの見学にいったのをきっかけに、
介護が必要な人が住める場所を調べてみた。
(見学にいった話は「特養(特別養護老人ホーム)の見学に行ってきた」で書いてます)

まずは原典にあたろう! ということで、「厚生労働省のホームページ」をみてみたけど、わかりやすいページはなかったよ orz

ざっくりとしたまとめだけれど、
我が家が経験したタイプ(*)については、おいおい経験談を書いていこうと思ってます。


介護が必要な人が住める場所

1.「自宅」*

介護の必要度合いによって、もちろん自宅もあり。
家族の同居なしに、ヘルパーさんや看護師さんの訪問を受けて暮らす方法も。
(祖父は一時期、ヘルパーさん1日3回*毎日&ときどき看護師さん、で過ごしてました)

2.「特別養護老人ホーム」/「介護老人福祉施設」(特養)

常に介護が必要で、自宅での介護が困難と認められる人が対象。
原則、要介護3以上が対象(H27.3.〜)
公的機関が運営。比較的お安い。小規模タイプ(地域密着型特養)もある。
終の住処となりうるが、「看取りまでできるか?」など施設によって異なる点も。
(「特養(特別養護老人ホーム)の見学に行ってきた」参照)

3.「介護老人保健施設」(老健)

在宅への復帰を目的とした施設。通常3ヶ月で入所継続の判定が行われ、場合によって退居の必要がある。

4.「介護療養型医療施設」

医療処置とリハビリが充実していて、状態の改善を目指す施設。場合によって退居の可能性がある。

5.「認知症高齢者グループホーム」*

少人数型で共同生活をしながら、認知症の進行を抑えることを目的とする施設。
認知症が重度に進行したり、他の体調悪化などにより退居を求められる場合もある。
(うちの祖母は今、こういう少人数型のところにいます)

6.「有料老人ホーム」*

介護付き有料老人ホーム、住居型有料老人ホームなど、いくつか種類がある。
総じてお高め。
(祖父は最期の数ヶ月を「介護付き有料老人ホーム」で過ごしました)

この他に、シニア向けマンションなども増えていますな。


色々あって、どう選んだらいいのかわからない!

ざっと並べただけでも、6タイプ。
横浜市の健康福祉局のホームページはわかりやすいけど、12タイプも載ってるの!


こんなに色々あったら、どうやって選んだらいいかわからないと思うのね。

しかも名前が似てたり、1つの仕組みに複数の名前があったり。(<- これよくないよね)

でもよくよく見ていくと、

 「 ○○な人対象

みたいな入居条件や、

 「ゆくゆくは自宅へ戻りたい」「終の住処にしたい

といった自分の希望を詰めていくと、条件が合うところはそんなにないみたい。

しかしこれだけ色々あると、各施設タイプ別の「メリット・デメリット・費用」を比べるのも、実際自分とこのケースが入居対象になるのか調べるのも、申し込んでからどのくらいで入れるのか知るのも、結構な苦労。

しかも、施設タイプを選んだあとは、実際の施設を選ばないといけないわけで。

時間も労力もかかる。

我が家は、3人暮らしが急速に破綻したので、あまり「調べる/選ぶ」時間的余裕がありませなんだ。ちょっともう、一刻の猶予もない感じで、信頼できるケアマネージャーさんに1から10までお世話になり・・・。
施設選びの時も、まるっとオススメしてもらいました。
プロの話を聞きながら選ぶなら、自分で全部ググるより確かだし、安心です。

我が家のような急速な破綻はマイナー事例だとしても、
仕事と両立していたり、かけられる時間が少ない時は特に、

 プロ(ケアマネージャー)を頼る!

を強くおススメします。